プレイ東京

朝に書き残したことを書く。
えと、土曜の昼に新宿に着いて、そっから山手線で高田馬場まで。漫画喫茶に入ってラーメン屋の詳細情報入手。べんてんに向かうも行列。時間もそこまで無かったのでべんてんをやめにして渡なべへ向かう。ちょうどすいていたのでここにする。つけ麺を注文。つけ麺が出てくる頃には店の外にも人が並んでいた。うん。良いタイミング。
渡なべを出て、ちょっと迷う。このときの時刻はおよそ3時半。飲み会開始は5時。集合場所は新宿。もう一軒食うかやめるか。食うことにした。となるとやっぱり二月で閉店してしまう六坊だろうということで六坊に。ここは空いてた。まあ普通客いない時間だしね。ここでもつけ麺を注文。にんにくは入れてもらった。ひょろひょろ長い穂先メンマは初めて食べたけど、美味しかった。そんで腹一杯でしゃっくりを出しながら新宿へ。そっからは朝まで飲んで遊んでで、へとへとで漫画喫茶へ。昼まで仮眠。昼飯はラーメン二郎
その後、風呂に入りたかったので、銭湯を探して行く。銭湯では、すっぽんぽんのおんつぁんが、TVの競馬中継に見入ってて「あぁー!さされたー!!あぁー、さされたぁ(しょんぼり)」てなってて面白かった。ちっちゃいながら露天風呂のある、雰囲気のよい銭湯でした。それに安い。タオルセットと合わせても極楽湯より断然安い。すばらしい。銭湯出て歩いてたら、よぼよぼで腰の曲がりに曲がったおばあちゃんが、傘を杖につきながらタオルやら何やらが入った洗面器を抱えて歩いてるのとすれ違った。何か良い気分になったんだよ。このばぁちゃんいったい何十年ここの銭湯に通ってんだろうとか、年頃だった時分はもっと恥ずかしがりながら来てたんじゃないかとか、子供が生まれたばっかりの頃はおんぶしながら来たんじゃないかとか、孫ができたときは曲がった背中に孫を乗せてでも一緒に連れてきたんじゃないかとか、そんなことを考えてみた。ばあちゃんにとってきっとあの銭湯は人生の一部。旦那と喧嘩したときとかは、目の前で泣くのが嫌だからきっと銭湯で体洗いながら泣いたんだ。きっとそうだ。だって気の強そうな顔だったよ。
銭湯でお風呂に入ってすっきりしたオイラは、浅草に向かう。浅草寺でお参りして。与ろゐ屋を偶然見つける。浅草にあるのは知ってたけど詳しい場所は知らなかったから、食うのは諦めてたんだけど、見つかったんだったら食わなきゃならんと思った。だから食った。後悔はしていないですよ。
そんで、食い終わってからは落語を聴きに浅草演芸ホールまで。学生割引が使えて500円引きだった。ラッキー。1階席はいっぱいだったから2階へ。76歳のおじいちゃんが、アコーディオン弾きながらお客さんと一緒に白秋の歌をうたってた。俺にとって昔の歌って、優しいんだけど、優しいだけじゃなくて、どこか怖いところがあるもので、その怖さと優しさの絶妙な混ざり具合が最高にぞくぞくして聴いてて気持ち良いところでもあるんだ。まあそれは置いといて、おじいちゃんがね、お客さんにね、歌ってもいいんだよって声かけてね、最初はちっちゃいんだよ、声が、でもどんどん大きくなっていって、最後には一緒に歌っててね、なんかね、あぁ、こんなところに幸せを作れる人がいるって思って、76歳だよ。そんですっげー口悪いの。でもね、背筋をしゃんと伸ばしてアコーディオンの演奏も慣れたもんだよ、声なんて二階席の一番奥にまではっきり届くくらい大きくて良い声出しててさ。もうたまんないよ。ちょっとだけ泣きそうだった。ちょっとだけだけど。
そんで落語が9時に終わって、そっから夜行バスの乗り場まで移動。乗り場はなんと丸の内郵船ビル前。夜11時15分発だって。東京駅に着いたのが10時くらいだったかな。1時間くらい暇ができてしまった。どっかに喫茶店でもあるかと思ったら、やっぱり無かった。うん、なんとなくそんな予感はしてた。そこで、夜の丸の内、しかも日曜日、を散歩することにした。オシャレなお店がたくさん並んでる。すげーなあとか思いながら、小雨降る中をとことこ歩く。ジャケットにチーフを指して形を整えてるTOMORROWLANDの店員さん。全員で集まって何やらミーティングっぽいことをしてるギャルソンの店員さん。一日の売り上げを計算してるのか電卓をぽちぽちするどっかのお店の店員さん。こういう散歩って楽しい。夜の丸の内はライトアップされてて綺麗だった。俺以外誰もいない。不思議な感覚だった。明るい方に向かって歩いてたら日比谷についてしまった。あらぁ結構歩いたなあと思い、引き返す。今度は線路に沿って歩いて帰った。そうこうしてるうちに時間になって、バスに乗り、疲れてたからすぐに寝た。そんで今朝、無事に仙台に到着。一日バイトして今に至るって感じです。
ああー長くなった。疲れた。でも満足。トイレ行きたいの我慢しながら書いてたから最後の方ちょっと乱暴かも、ってどうでもいいか。さあて、トイレ行こっと。