さらに続き

もういいかげんだれてきたんだけど、途中でやめるのも気に食わないので最後まで書いてやる。もう少し、あと二日分だ。

三日目、朝5時起床。横で寝てる友達を起こさないようになるべく静かに行動。シャワーを浴びて、服を着て、出発。12時間にも満たない間だったけど、会えて楽しかったです、どうもありがとう。
思いのほか時間があったので、出雲市駅まで歩く。途中面白い店を見つけたのでまた写真を撮る。始発に乗る前にコンビニで今度はフラッシュを買う。袋とじスペシャルは若槻千夏。まあまあ可愛い。でもたぶんもっと可愛く撮れるはず。
始発発車。さすがに眠い。綺麗な景色を見てたいのに我慢できない。寝ちゃう。終点で駅員さんに起こされる。そんな感じでほとんど寝ながら鈍行を乗り継いで姫路へ。いざ姫路城観光スタート。
荷物をコインロッカーに入れて身軽になって、姫路城まで歩く。今日もいい天気だ。ていうか暑すぎるよ。なんだこれ。仙台に住む間に暑さの耐性がなくなったのかな。汗がほんとに滝のように流れてくる。そうこうしてるうちに姫路城到着。世界遺産天守閣の中に入ったら急に涼しくなる。エレベーターとかじゃなくて、ちゃんと自分の足で上っていくのがいい。急な階段を一つ一つ上っていくのにあわせて、わくわくも強くなっていく感じ。じらされているのに近いか。お預け食らったほうが最終的な興奮は高いみたいな。SM?まさか?いやしかし。
また脱線。天守閣を降りたあとは周りも一通り見る。そのあとはお土産を買う。研究室にはおやつ昆布でいいや。安いし。ふと気がつけば、汗が乾いたポロシャツが白くなっている。おお!塩だ。こんなに汗かいたのはほんと久しぶり。恐るべし西日本の日差し。
さて、姫路も堪能したし、そろそろ今日のメインイベントが待っている京都へ向かう。京都着。まずは駅のトイレで塩が出たポロシャツを着替える。恥ずかしいしね。バスに乗って目的の場所へ。
リストランテ花門」俺の友達が働いてるイタリア料理のお店。普通にお洒落なお店。そんな店によれよれのデニムにポロシャツ、パンパンのリュックを担いだ男が一人で入るんだから少し勇気がいったね。
席に案内されて待つこと暫し。うまそ〜な料理が次々と運ばれてくる。最初に出てきたのは「ウニとあわびのカルパッチョ」。あとは名前覚えてないけど牛肉のステーキに、平べったいパスタに、パンに、鶏肉のゼリーみたいなもので固めたもの?とか。順番は適当。デザートもたくさん。苺のシャーベットに林檎のタルト、ゴマのケーキにヨーグルトのムース。写真撮れば良かった。
ああ〜、うめえ〜。上質なものを食ったのはほんと久しぶり。今年初めてだな。
お腹一杯になって満足したあと、友達の仕事が終わるまで待って、二人で飲みに行く。
まあ前日もそうだったけど、こういうときに話題に上るのは大概が色か恋の話。というかこの二つを切り離して語ることは俺たちにはできない。楽しい時間はほんとあっという間。店を出て京都駅まで歩く俺に奴はしばらくの間着いてきてくれた。ありがとう。また遊びに行くよ。今度はもっとゆとりあるプランで。
さて、飲んでた場所から京都駅までは地味にかなりの距離があったらしく、酔っ払いの俺がてくてく歩いたらなんと一時間半くらいかかった。途中のどが渇いたので500ミリペットボトルを二本空にする。駅前に行けば漫画喫茶くらいあるやろーと余裕ぶっこいてたのが大間違い。京都駅前はもうどこの店もほとんど閉まっている。困ったので近くのセブンイレブンの店員さんにここら辺に漫画喫茶がないか聞いてみる。おっちゃんは駅裏に一つありますよーと教えてくれた。ほんとありがとう。あのときはお金が無かったから何も買わずに出てきてしまったけど、かなり感謝しています。この時点で午前3時半。始発は5時半。わずか2時間ぽっちだけど、漫画喫茶で椅子に座ってゆっくり休憩。でも眠らない。
今回の旅行で一番長い一日がようやく終わった。